今度の休日は家族でサビキ釣りに行こう!ということで、必要な釣具をまとめました。買い物や、出発前の道具のチェックの際にお役立てください。竿についてはいろいろ迷うと思うので、一番最後におススメとともに紹介します。
リールとライン
「初めてのサビキセット」みたいなものを買うと、サビキ釣りのための最低限の釣具がひとしきり揃っています。もちろん、竿とリールもセットになってますので1セットはこれでまかなうと、子どもや奥サマが行うのにいいと思います。普通の釣具に比べると値段も破格!
さて、もう1セット用意するならば、「竿はしっかりしたものを買おう」ということでした。後で紹介しますので、まずはリールとそれに巻くラインからです。
リールは「3000番台」の「スピニングリール」が使いやすいです。最初からラインの巻いてある、3000円くらいのものでひとまずは十分です。
※番台はリールの大きさで、数字が大きいほど大型になる。
※スピニングとはリールの種類で軸が横方向に回る。ベイトリールは中上級者向け。
サビキ仕掛け
通常のサビキ、トリックサビキ、投げサビキ(ぶっこみサビキと浮きサビキ)と、いくつか種類がありますが、①浮きサビキのセット、②ぶっこみサビキのセット、③トリックサビキとそれぞれ1セットずつあるといいでしょう。
①浮きサビキのセット
このセットのいいところは、浮きサビキに必要な道具がワンタッチでつけられるアタッチメントが付いているところです。釣り場に行く前に竿に取り付けておきましょう。すると、現地では針とカゴをつけるだけ(しかもスナップでワンタッチ)なので、すぐに釣りが始められます。
投げられるようになるまでは、浮きはつけずにおきましょう。
そのまま足元に仕掛けを沈めれば、通常サビキと同じように使えます。
②ぶっこみサビキのセット
ぶっこみサビキのセットを投げるのはそんなに難しくないので、現地で釣りをしていて「あまり釣れない、足元に魚の姿が見えない」というときに、攻め方を変える際に使ってみましょう。投げる練習にもなります。底に根のある場所では注意!
③トリックサビキ
「足元に魚が見えるけど、通常サビキに食いつかない!」という場合に備えて1セット持っておきましょう。針のサイズは4号、錘がセットになっているものでいいと思います。
予備の針
だいたいのサビキセットは、大きいサイズの針が付属しているため、4号の針サイズのものをいくつか用意しておきましょう。絡まると使えなくなるので、3セットくらい持っていくといいと思います。おススメのものでそろえてもいいし、色や素材を別々にしてもOK!
予備のカゴ
上カゴ若しくは下カゴの予備です。カゴは引っかかるとロストするので、予備としていくつか持っていきましょう。個人的には下カゴの方がやりやすいです。
カゴのサイズについて、下カゴの場合、カゴが大きいほど重く、投げたときに遠くに飛びます。
釣り用のはさみ
結んだラインや絡まってほどけない仕掛けを切るための小さいはさみです。予期せぬ大物が釣れた時に、締めるのにも使う場合は、キッチンバサミなどもあると便利です。
エサ
エサは冷凍アミエビを使いましょう。前日に買って、エサバケツに入れて放置しておけば、翌朝釣りに行くときに溶けてすぐに使えます。チューブタイプのエサは、手を汚さなくて済みますが、粘りがあって散りにくく、使いにくいことがあります。
エサバケツ(コマセバケツ)とスピード餌付け器
冷凍アミエビをいれておくためのバケツです。トリックサビキの餌付け器がセットになったのもあります(セットになっていなくても、餌付け器を別に買ってバケツに取り付け可能です)。アミエビは乾くと臭いですが、密閉できるフタ付きです。アミエビをカゴに詰めるのはスプーンを使いましょう。
第一精工 スピードバケツ ミニ 11047 (コマセバケツ)
水入れバケツ
海水をすくって入れておくバケツです。魚を一時的に入れておいたり、締めた魚の血抜きをしたり、終わった後の掃除に使います。錘がついたものにすれば、海面に投げたときに傾いて水が勝手に入ります。
タオル
汗を拭く、、、のにも使えますが、魚をつかむのに便利です。魚は滑るのでつかみにくい&目立たぬ棘があることから、慣れるまではタオルがあるといいでしょう。ただ、針をひっかけやすいので、そんな時に切ってもいいタオルにしましょう。
メゴチばさみ
見たことのない魚が釣れることがありますが、毒や棘があるかもしれません。毒針がタオルを貫通して手にささる恐れもあるので、怪しい魚をつったら、メゴチばさみでつかみましょう。しっかり挟まないと危ないので注意!
クーラーボックス
いわずもがな、釣った魚を持ち帰るためです。氷をいれ、釣れるまではジュースでもいれておけば、現地で冷えた状態で飲めます。また、釣り場でイスとしても使えます。
バッカン
釣具をまとめて入れておくのに便利です。結構、荷物がかさばりますので、小物はまとめてバッカンにいれておきましょう。色々な釣りができるようになったら、釣りの種類ごとに小物をジップロックに入れたうえでバッカンに入れると忘れ物がありません。
釣り竿
サビキ釣りで小さい魚が釣れるようになると、将来は、もっと大きな魚や、いろいろな釣り方にチャレンジしたくなります。セットで売っている竿では物足りなくなるでしょう。竿のうち1本は、しっかりした磯竿を買っておくと、後々のためにもいいですよ。
一方で、多様なメーカーからいくつもの名称の磯竿がラインナップされています。また、同じ名称の磯竿でも、「竿の長さ」、「錘に対する負荷」、「竿自体の重さ」によって、性能や使いやすさが異なります。値段もピンキリで、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいますね…ということで、おススメの竿ですが、
シマノ(SHIMANO) 磯竿 ホリデー磯 3号 450PTS
17 ホリデー磯 3号450PTS シマノ 防波堤 釣り オススメ 磯竿
です。
- エントリーモデルとしてはしっかりしている
- サビキからカゴまで広い範囲をカバー
- 値段も手ごろ
という点からおススメしてます。
なお、3号というのは、その竿に最も適したハリス(道糸の先に結んでおく糸)の号数を表します。細いハリスは繊細な釣りに向いていますが、号数が大きくなるほど糸が太くなるので、より重い錘が使えます。この竿の場合は、錘は8~10号の錘が使えます。
450というのは竿の長さを表します。4.5メートルということですね。磯では、竿先が岩に引っかかるので、5メートル以上の長さがあってもいいのですが、そのくらいあると堤防では使いづらくなるので、この長さで十分と思います。
以上、SHIMANOを使っているので、その紹介でした。他のメーカーからもいっぱい同じようなエントリーモデルがでていますが、迷ったらぜひ、この竿を検討してみてください。