サビキ釣りで、たくさん釣れた~!小さいけど、大漁、大漁!
小さい魚だからって、侮るなかれ。イワシやアジ、サバは栄養満点。特に、DHAやEPAが豊富に含まれます。また、小さい分、骨ごと食べられる料理にすれば、カルシウムもしっかりとれますよ。
せっかく釣ったお魚は、おいしくいただきましょう。具体的な料理の前に、まずは下処理を見ていきましょう。大漁でうれしい反面、下処理に時間がかかると大変です。このページでは手軽にできる方法を挙げてみました!
うろこをとる
小さい魚は、流水で洗うだけで、うろこが簡単に取れるものが多いです。
一方で、ウルメイワシなど、うろこがびっしりついている魚もいます。
包丁やうろこ取りで魚体を尾の方から頭の方に向けて軽くこすり、うろこを落としましょう。ペットボトルのキャップの凹面でも代用できます。
いずれにせよ、こするときに強くこすってしまうと、魚体に傷がついてしまいますので注意!魚体のそれぞれの面をさっとこする程度で大丈夫です。
水を張ったたらいの中で行ったり、ビニール袋に入れて行うと、うろこが飛び散らずに済みますよ。
頭と内臓を一緒にとる場合
手や包丁でもできますが、キッチンばさみを使うと、魚の種類をいちいち気にすることなく、手っ取り早く行えます。
はさみ刃の根本を使って、魚の頭を背側から切ります。半分ほど切ったところで、頭をちぎるように引っ張ると、頭が取れるのと一緒に内臓も取れます。内臓が途中で切れないように、ゆっくり引っ張ってください。
内臓を取った後は、空っぽになったお腹の中も水洗いしましょう。
お腹を開く場合
お腹を開いて内臓をしっかり出したい場合は、まず、頭をスパッと切り落としてしまってください。
頭を落としたら、次にお腹を切りましょう。魚の頭の方からはさみを入れれば、簡単にお腹を開くことができます。
切った後は、指でかき出すようにすると内臓がきれいに取れます。そんなにゴシゴシする必要はありませんよ。
開き終わったら冷やす
小魚は傷みやすいので、開き終わったら氷水にさらして冷やしましょう。
1匹あたりの下処理は、1分もかからずにできますが、いっぱい釣れると、それなりに時間がかかります。
調理の際、氷水から出したら、キッチンペーパーやタオルで水気をふき取りましょう。
お腹のなかも忘れずに!
めざしにする場合(頭をのこす)
めざしにする場合は、頭を落とさず、残しておきましょう。でも、内臓はとりましょう。内臓が残っていると、臭みのもとになりますからね。
カマの部分をつまんでゆっくり引っ張ると、エラが外れて、そのまま内臓も一緒にでてきます。途中でちぎれないようにゆっくり引っ張ると、内臓の大部分はとれます。
途中でちぎれて多少残った場合でも、干して乾燥させるので、そんなに気にする必要はありません。
以上、下処理の仕方についてでした~。