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トリックサビキとは?食い渋りにはこれ!

アジやイワシを釣ろうとさびき釣りをしてみたけれど、全然釣れない、、、堤防から魚の姿は見えるのだけれど、、、

そんなときは、「トリックサビキ」を試してみよう!

トリックサビキとは?

通常のサビキとの違い

トリックサビキは、サビキ針に直接エサを付けて魚を釣るサビキ釣りです。

通常のサビキ釣りは、

  • カゴにエサを入れる
  • 針に疑似餌がついているので、針自体にはエサはつけない

ところ、トリックサビキはカゴを使わず針に本物のエサをつける点で異なります。

メリット

通常のサビキ釣りでは、カゴからまかれるエサに魚は反応するものの、針に付いた疑似餌は食べないような場合に有効です。堤防からのぞいた時に、魚が針の周りには集まるけれど、食いつかないような場合にはトリックサビキを試してみましょう!

トリックサビキの道具

  • トリックサビキ用の針
  • おもり
  • コマセ(エサ)
  • エサ付け器
  • コマセバケツ(フタつき)
  • ひしゃく

はつけたエサが外れにくいように(絡まるように)、2重になっています。

おもりは針とセット販売されていますが、波やうねりの状態によっておもくしたり、糸切れしてなくなった時のことを考えて、いくつか用意しておくといいかも。

コマセ(エサ)はアミエビブロックを使います。凍っているので、前日に買ってコマセバケツにいれて解凍しておきましょう。チューブタイプのエサもありますが、トリックサビキ針にひっかからず、まったく役にたたないこともあるので注意!

エサ付け器は、解凍したエサを針につけるのに使います。器にエサをのせて、サビキ針を器の上でグラインドさせると針にエサが絡まります。

コマセバケツはエサを入れておくのに使います。フタつきのバケツであれば、冷凍エサを前日から入れておいて解凍し、フタをしっかりしめて釣り場に運ぶことができます。また、集魚剤など配合エサを入れてまぜるにも便利です。

ひしゃくはエサを撒いて魚を寄せるのに使います。エサをすくったら、上から振り下ろすように(ボールを投げるように)してエサをまきます。

釣り方

  1. エサを付けたトリックサビキ仕掛けを、そっと足元の海中に沈める。
  2. おもりが海底に着いたら、垂らした糸がまっすぐになるようにリールを巻いて調整する。
  3. ひしゃくがあれば、周辺にエサを撒いて魚をよせよう!

注意点

  • ドボンと仕掛けを沈めたり、遠目を狙って投げるのはNG!

   ※針に絡みついたエサが外れるため

   ※遠目を狙いたい場合は、長い竿を用意しましょう。

  • うねりが強くておもりが流されてしまう場合は、おもりのおもさを重くする

   ※ハリス(糸)がおもりの重さに耐えられる範囲で

  • エサがこぼれたら水で流してきれいにする

   ※生エサは乾くと臭く、また、固まって汚れが落ちにくくなるため

トリックサビキで釣れる魚

通常のサビキと同じように、揚げて美味しい焼いて美味しい魚が釣れます!

 

生エサはにおいがあり、魚をよせてくると同時に、針にも生エサをつけているので、食いが渋い時に威力を発揮するトリックサビキ。仕掛けも安価で手軽な釣りなので、魚がいるけど普通のサビキじゃ釣れない場合はぜひトライしてみましょう!